フローリングの原状回復

フローリングは最も劣化がしやすく、補修が必要になる部分の一つです。フローリングの上を入居者は日常的に歩き回るため、常に負担がかかることが理由です。ただし、フローリングの劣化具合は「場所」によっても異なりますし、「使い方」や「過ごし方」によっても大きく異なります。

また、フローリングは賃借人が気にするポイントでもあります。やはり、部屋に入った瞬間に目につくのが、空室状態のフローリングだからです。そのフローリングに傷があったり、変色していたりすると非常に印象が悪くなります。そんなフローリングの原状回復について、以下の3つのポイントは理解しておきましょう。

ポイント1 傷や凹(へこみ)について

フローリングの劣化で一番多く、一番気になる事は傷や凹(へこみ)です。特に、日常的に滞在時間の長いリビング・ダイニングなどは傷が多いです。また、冷蔵庫の下やダイニングテーブルの下など、家具・家電を支えていたフローリングも凹(へこみ)や傷が出来やすい箇所です。

まず、その部分を重点的にチェックすることが大事です。光の角度や部屋の明るさによって、キズや凹(へこみ)は見えにくいという欠点があるので、色々な角度からチェックしましょう。また、補修に関してもフローリング部分と同じ色の素材を詰め、木目を書いていくという作業になります。そのため、上手く補修できるかは職人の腕によって左右されます。だからこそ、実績のある原状回復工事業者に依頼することをお勧めします。

ポイント2 変色や日焼け

キズ、凹(へこみ)の次に注意しなければいけないことは、フローリングの変色や日焼けです。フローリングの上には家具が配置されているので、太陽の光が当たる箇所と当たらない箇所があります。そのため、太陽の光が当たっていた箇所は、知らないうちに日焼けにより変色している場合があるのです。

特に、向きが南向きに近いような日当たりの良い部屋は、日焼けをしやすいので重点的にチェックしましょう。広い部分のフローリングを日焼けしてしまうと、補修が出来なく張り替えになる可能性もあります。しかし、フローリングは構造上(部屋の隅から凹凸の違う板を組み合わせて敷き詰めている)、一部張り替えが難しいのです。そのため、全面張り替えになる可能性もあるので、その点は認識しておきましょう。

ポイント3 溝の汚れ

フローリングの汚れに関しては、表面はもちろん溝の汚れもチェックしなければいけません。特に最近は、掃除機ではなく、布製の素材で掃除する事も多いです。フローリングの汚れに関しては、表面はもちろん溝の汚れもチェックしなければいけません。特に最近は、掃除機を使わずに布・紙製の掃除用具で拭くだけ、というケースも多く、そういった場合はさらに溝の汚れ・埃が残りやすくなってしまいます。

そのため、汚れや埃が溜まっていき、黒く変色しているように見えることもあります。この「溝の汚れ」は入居者の掃除の仕方によります。だからこそ、入居者入れ替えの際は徹底的にクリーニングをしましょう。定期的にクリーニングをしておけば、張り替えが必要になるほどは汚れません。

箇所別 原状回復のポイント