キッチンの原状回復

水まわりは部屋全体の中でも、特に女性が気にする箇所になります。特にキッチンまわりは衛生面が気になるので、水まわりの中でも特にケアしなければいけない部分です。また、水による汚れは取りにくく、発生を抑えることも難しいので、キッチンは汚れやすい箇所でもあるのです。

更に、水による二次的な「カビ」の発生にも気を付けなければいけません。賃貸物件を見る上で、どんなに間取りが気に入って、どんなにエリアが気に入っても、水垢やカビが生えているキッチンがあれば検討度合いは下がります。そんなキッチンについて、当社が考える原状回復ポイントは以下の4点です。

ポイント1 水垢とカビ

なによりもキッチンで一番気になるところは水垢とカビです。その水垢とカビに関して、掃除方法をたくさん知っている業者がキッチンの原状回復工事には向いています。シンクの素材や経年劣化具合で掃除の仕方が変わるのが理由です。

また、コーキング部分のカビもただ除去するだけではなく、カビが発生しにくい処置もあります。更に、キッチンまわりの床も水分や食べ物の影響で汚れが目立ちますので、クリーニング能力も原状回復工事のポイントの一つです。

ポイント2 シンクの細かい箇所

キッチンで汚れが一番付きやすいところはシンクです。食べ終わった後の食器を放置していたり、水垢がこびりついていたりする場合には中々落とすことができません。その汚れを除去する方法はもちろん、大事なのはキッチンの細かい傷の補修です。

細かい傷を丁寧に補修しないと、その傷に汚れや水分が溜まりやすいからです。そのため、シンクの掃除以外にもきちんと傷の補修もすることがポイントになります。

ポイント3 換気扇の清掃

換気扇は、キッチンの中で最も汚れに気づかない箇所でもあります。普段は隠れているので仕方ありませんが、換気扇を見てみると油などの汚れが付着しているケースが多いです。その汚れをキチンと清掃して、臭いの「素」になっている汚れまで除去できているかがポイントになります。

レンジフードの形状によっても清掃方法が異なります。たとえば、整流板付きのレンジフードは整流板の裏側も清掃する必要があります。また、レンジフードの形状がキッチン天板と水平のタイプがあったり、斜めに設置されているタイプがあったりと、色々な種類があります。

その天板に対する角度が違うだけで汚れやすいポイントや、汚れが目に見えにくい箇所が変わってくるのです。そのため、さまざまな形状での清掃経験があった方が、清掃のクオリティは上がってくるのです。

ポイント4 設備の入替も提案

キッチンの形状によっては、収納部分の入替工事や、キッチン床面のシート交換などが必要な場合があります。ただし、この工事は費用がかかってきますので、慎重に選択しなければいけません。その時にヒントになるのが、原状回復工事を行う業者の実績です。

同じ工事を行った実績があれば写真で見ることによりイメージが沸きます。また、工事実績があれば他マンションなどの動向も分かるので、不動産業界のトレンドも把握できるのです。

箇所別 原状回復のポイント